選択子なしの理由、20代女性の場合

雑談

はじめに

ここでは、「選択子なし」について20代女性の目線で語ります。まだまだ理解されがたい夫婦のあり方だと思うので、少しでも周知に役立てたらと思います。

選択子なしとは?

身体的な事情はなく、自ら「子をもうけない」ことを意識的に選択した夫婦のことを言います。結婚=出産という価値観にとらわれず、新たな生き方の1つとして最近認知されるようになってきました。

選択子なしの理由

選択子なしの理由を、20代女性の筆者の目線で語ります。感覚は人それぞれなので、「選択子なし」がみんなこう思っているわけではありません。

はぎこ
はぎこ

理由は本当に人それぞれだよ。

①怖い

選択子なしを選ぶ理由の1つとして、「怖い」という感情があげられます。変な言い方ですが、子がいるメリットよりも、子がいるデメリット(怖さ)の方が勝る、というのが大きな理由です。

全員がそうとは言いませんが、私の場合、自分の精神状態に苦しめられてきた期間がとても長いです。そして、育ってきた環境も良いとは言えないものでした。両親はそろっていましたが、彼らはよく喧嘩をし、この度に母親は数日~数ヶ月子供を置いて家を飛び出していました。目の前で包丁を持ち出し、激しく言い争う姿は今でも覚えています。今となっては彼らも上手く折り合いをつけ、笑い話になっていますが、子どもだった私の立場としては過去の傷として未だにわだかまっています。そのため、自分が親になったときに同じことを繰り返すかもしれないという怖さがあります。また、そもそも「産まれること」、「生きること」が必ずしも幸せなものとは言えない、ということを自身の体験から感じ取っています。

②自信がない

①でも伝えた通り、育つ環境、親の影響というのは、子どもの性質や生き方に大きな影響を与えます。完璧な人間など1人もいないし、完璧な親も1人もいないことは頭ではわかっています。しかし、自分の完璧主義も相まって、生まれてくる子どもの人生を「私が親だったせいでめちゃくちゃにしてしまったらどうしよう」と心配して、自信が持てずにいます。夫婦二人でいるときでさえ、感情的になって上手くいかない時があるのです。自分の子どもに、子どもの時の自分と同じ目に合わせてはいけないと思うものの、そうしない自信がないのです。その自信のなさから、「自分は親になるべきではない」、「産まれてくる子どもが可哀想だ」と思うのです。

③責任感が強すぎる

今すでに親になっている方が見たらカチンとくるかもしれませんが、ある程度無責任でなければ子どもは産めないと思うのです。

子どもを産むのは何のためなのでしょうか?子孫を残すためですか?子どもが欲しいという自分の夢のためですか?自分が寂しくないためですか?自分の老後の世話をしてもらうためですか?

実際、何のためなのかすら考えたことがない人がほとんどだと思います。そして、「産まれてくる子ども自身のために」、子どもを産む人はほぼいないと思います。

そうは言うものの、「何のために」という答えはないし、あってもそれは自由だとは思います。

ですが、私の個人的な考えとして、子どもを産むこと自体、どんな理由があってもなくても「親のエゴ」だと思います。本当に子ども自身のためを思ったら、今の世の中を生きるのは大変だと思って躊躇してしまうのではないでしょうか。

なぜなら、今の20代など私の世代ですら、終身雇用の崩壊、年金問題など将来を悲観する要素が多いのです。今が楽しい、という人よりも「将来が不安、心配」という人の方が多いのではないかと思うほどです。

例えとして適切かはわかりませんが、「奴隷の子どもは一生奴隷という制度」があったとして、その奴隷が子どもを産んだら子どもが可哀想だと思うのが私の感覚です。きっと躊躇なく子どもを産める人は、「産んだ後どう生きるかは子どもの自由」という感覚があるのでしょう。選択子なしの私の場合、人(子ども)の人生までも「自分(親)の責任」と思ってしまう面があります。責任感が強すぎると言えばそうなのですが、傲慢と言えば傲慢ですね。自分の子ども自身の「生きる力」を信じきれていないわけなのです。

周りから言われる言葉

選択子なしで、周りから言われる言葉に戸惑うことや悩むことがあります。結論から言えば、気にしないことです。

はぎこ
はぎこ

心を決めてても、全く気にしないことは難しいのよね。

謎の僧侶
謎の僧侶

いつでも強くあり続ける必要はありません。悩んだときには悩んでいる自分をゆっくり受け入れましょう。

①旦那さん(奥さん)が可哀想

話し合って決めたことだと思いますが、やはり不安になることはあります。今の「当たり前」の価値観を押し付けられ、さも旦那さん(奥さん)の心の声の代弁者のように語られるとそれなりに心配になるものです。子どものことに限らず、代弁者のように「そんなに肌が汚いと旦那さんが可哀想」とか言われたら、誰だって嫌な気持ちになりますよね?

二人で話し合ったこと、決めたことが1番大事です。代弁者気取りの言葉には耳を貸さないことです。

②後悔するよ

人生の先輩としての助言だと思います。産むなら若い方が良いというのも、ありがたいアドバイスではあります。「やらなくて後悔するより、やって後悔した方がいい」という言葉もありますが、子どもに関しては全く当てはまらない言葉です。子どもや自分の人生がかかっていると思ったら、「ためしに」とか「とりあえず」とかは絶対に思えません。

昨日、今日思い立って選択子なしになったわけではないのです。後悔はしないと思います。もしかしたら後悔する可能性もあるかもしれませんが、責任感が強すぎる特性があるため、それも「自己責任」と受け止め、自分の選択をきちんと前向きにとらえて人生を歩めるはずです。

③老後孤独だよ

「旦那さん(奥さん)に先立たれたら、その後孤独だよ」という言葉も胸をえぐります。選択子なしの方は基本的にパートナーが大好きな方が多いと思います。先立たれたらもちろん寂しいです。ですが、その保険のために子をもうけるのは違う気がするのです。その子が寂しい思いをしない保証もありません。どこかで誰かがいつかは寂しい思いをする可能性があるなら、また死後に一緒になることを夢見て離別後孤独に生きるのも悪くないと思います。

はぎこ
はぎこ

もちろんいじわるで言ってる訳じゃないのはわかるので、それが余計に辛いときもあるのよね。

謎の僧侶
謎の僧侶

頑なになりすぎず、人は人、自分は自分という気持ちを各々が大切にしたいですね。

おわりに

20代女性の目線で選択子なしを語りました。長い人生なので、選択が変わることもあるかもしれません。また、色々な人生経験を経て気持ちが変わったら追記していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました