生理前に人格が変わる人へ。生理前に死にたくなる気持ちを少しでも軽くする方法。

暮らしの知恵

はじめに

ここでは生理前の症状がつらい人、特に精神症状が強くでで人格が変わってしまうレベルの方へ向けた内容を書いていきます。

もしかしてPMDDかも?

PMS(月経前症候群)は聞いたことがある人が多いでしょう。生理前に出る不快な症状全般を表すものです。症状は胸の張りや痛み、頭痛、熱、イライラなど多岐にわたります。

PMDD(月経前不快気分障害)とは、PMS 同様生理前の不快症状を指すのですが、特に精神面に現れる症状を言います。感情が不安定になったり、希死念慮があったり、今まで築いた人間関係を壊してしまうほど、人が変わったように心が乱れる症状です。

はぎこ
はぎこ

私は生理前に訳もなく涙が出るほど辛くなるときがあるわ。

謎の医者
謎の医者

体質によっては、女性は長期間苦しむ問題ね。

PMSとPMDDの違いは?

両者イライラや気分の落ち込みが症状にあるため、自分がどちらかわからない人も多いと思います。

確かに似ていますが、PMSとPMDDの感情の激しさは明らかに異なります。時に人間関係を壊してしまうほどの激しい感情が沸き上がります。ここで人間関係を壊してしまうほど、とありますが、身内にだけ強くあたってしまう人も中にはいますよね?

ですが、会社の人や仕事でのお客さん、レジの店員さん、電車や街中で会う人のような比較的関係が薄い人に対してはどうですか?

立場上、「やってはいけない、まずい」と思うような関係上の人でも感情が抑えられない、コントロールできないと思う人はPMDDに当てはまるかもしれません。もちろん、普段は抑えられているのに、生理前だけ抑えられないという人です。

もしくは、「死にたい、死ななければいけない」、「消えたい、ここに存在してはいけない」という希死念慮が付きまとうのであればPMDDの可能性が高いです。

原因

明らかな原因はまだわかっていません。ホルモンバランスが影響していると言われています。その他可能性としてあげられるのは以下の通りです。

  • ストレス
  • 食事(栄養バランスの偏り)
  • 睡眠(時間、質)

色々な要素が複合的に関係していると言えます。ホルモンバランスの乱れももちろんあると思いますし、その原因となるストレス、食習慣、睡眠は影響が大きいと思われます。

ストレスと一言でまとめてしまっていますが、PMDDの方は生理前に限らず普段の生活でも気持ちが乱れることが多いのではないでしょうか。生理前のPMDDによって今までの人間関係を壊してしまう激しい感情が出る原因の1つとしては、日頃から「我慢して言いたいことが言えない」、「蔑ろにされるなど嫌な気持ちになることが多い」などが挙げられるのではないでしょうか。その不満が積もり積もって、PMDD 症状が出たときにワッと溢れだしてしまっている可能性があります。

解決するには?

これをやればすぐに解決するという方法は今のところありませんが、以下の方法を試せば症状が軽くなったり、症状とうまく付き合っていけるようになります。

①生活習慣を見直す

簡単なようで難しいのですが、まず生活習慣を見直しましょう。バランス良く食べ、ウォーキングなどの運動を適度にし、ぐっすり眠ることを心がけます。特に食事についてですが、面倒で食事のかわりにお菓子を食べてしまったり、疲れて甘いものやコーヒーをたくさん飲んでしまったときは症状が強くでる気がします。

②生理周期を把握する

もし、生理周期を把握していなければ、記録をつけてみてください。手書きでも良いですが、出来れば自動で周期やその時期の体の調子を教えてくれるようなアプリが望ましいです。

そういった記録で可視化して、「今ちょうどイライラしやすい時期だな」と分かるだけで、かなり気持ちが違うと思います。訳もわからずイライラして、人間関係をこじらせた後で自己嫌悪に陥っても、「今はそういう時期だから気を付けよう」と思えるだけで心が軽くなります。また、事前にわかっていれば、より注意できるし、自分の気持ちも事前に準備できた方が楽なので、生理周期は絶対に把握しましょう。

③心療内科を受診する

上記を気をつけても、周りの環境や自分の状態によっては、どうしても気持ちが抑えられず、何度も爆発してしまうことがあります。そういう場合は心療内科を受診しましょう。

PMSなど体の症状が強く出る場合は、婦人科で低用量ピルを処方してもらうことで改善が期待できますので、それも悪くないでしょう。ただ、PMDDのような精神症状が強く出てどうしようもないときは、心療内科の受診をオススメします。

低用量ピルよりも即効性があるというと語弊がありますが、「怒りがおさまらない」、「涙が止まらない、死にたくなるほど気持ちが落ち込む」などの訴えに対しては、必要であれば気持ちが落ち着く薬を処方してくれます。その薬を飲むだけで、一種のプラシーボ(思い込み)もあるかもしれませんが、少し落ち着けるのも事実です。

おわりに

体質にもよりますが、基本的に生理は月に1回、閉経するまでずっとあるものです。PMSやPMDDの症状は長くて二週間も続きます。1ヶ月の内半分も調子が悪いなんて、もったいなさすぎるし、辛すぎます。

PMSやPMDDで悩む人のお役にたてたなら幸いです。特にPMDDは未だ理解が薄いので、この知識がどんどん広まれば幸いです。

はぎこ
はぎこ

生理はずっと付き合っていくものだから、上手いこと対処していきたいね。

謎の医者
謎の医者

そうね。そして、自己判断で放置せずに、「普段と違うな」「年々辛くなるな」と思ったら病院を受診しましょうね。

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